(こちらの記事は、テナーさんのワード人狼講座から転載させて頂きました。)
🐺ワード人狼での狼
ワード人狼の狼は、人狼ゲームと同じく少し勝ちにくいです。
勝率としては、村:狼で6:4から7:3ほどでしょうか。
ワード人狼では、自分が狼かどうか分かりません。まあ、そこがワード人狼の楽しい所なのですが…
なので、ゲーム序盤で自分が村人か狼かというのを知ることができれば、有利にゲームを運ぶことができます。
この記事では、狼と気付いた場合の立ち回りについて説明します。
(6人以上程度の村の場合は、狼が2人以上になることがありますが、この記事では狼が1人の場合を想定します。ですが、2人以上の場合でも役に立つ記事なので、目を通して下さると嬉しいです。
2人以上の場合の詳しい勝ち方は、別記事で紹介しようと思いますので、しばしお待ちを)
①自分だけが気付いた場合
この状況になればかなり有利です。
この状況になるパターンとして、他プレイヤーの質問から自分が少数派ということに勘付く必要があります。
ただ、村人にしか分からない質問が来た時、普通は間違えた回答をしてしまい他プレイヤーに気づかれます。
ここは、賭けしかありません。
ただ、篦棒に50%の勝負をしているようでは上手なプレイングとは言えないでしょう。
そのような質問が来た時考えるべきことは「なぜ、この人はこの質問をしてきたのか」です。
質問には大まかに仲間を見つける為の質問と、対抗を炙る為の質問の2種類があります。
あからさまに透けるような質問の場合は、対抗を炙る場合が多いです。
(例:方位を知る為の物?時間を刻む物?など)
その場合は、「いいえ」と答えることで、上手く潜伏できます。
さらに、その質問は村人側のワードを探り、逆転勝ちになる手掛かりになります。
(逆転についてはこちらの記事に纏めております
http://blog.livedoor.jp/tirokisin_tenor/archives/4771999.html)
なぜ探る手掛かりになるのか。
それは、対抗を炙る為の質問、という点にあります。
対抗を炙る質問は、「対抗はもしかしてこれかも知れない」という考えの元で起こります。
つまり村人側のワードは、その炙られたワードに近しいワードであると言えます。
少し分かりにくいかも知れないので、例をあげます。
村人側が「太陽」、狼側が「電灯」だとし、狼側が自分が狼と気が付いたとします。
村人側は「太陽」から対抗を予想し、「もしかしたら対抗は『月』ではないか」という考えになりました。
村人は「それにはクレーターがありますか?」と質問したとします。
(これは、上に紹介した「あからさまに透けるような質問」と言えます)
狼も村人も当然「いいえ」と答えますが、狼はここで疑問を覚えます。
「なぜ村人側は対抗が『月』だと思ったのか」と。
そこから、「村人側はもしかして天体に関係があるのでは」というヒントが生まれます。
このように、直接特定できるような質問でなくても、村人側のワードを大まかに知ることができるわけです。
②全プレイヤーが気が付いた場合
絶望的です。
この状況になると、逆転勝ちを狙う勝ち方でないとほとんど勝ち筋がありません。
ですが、逆転を狙った質問(=対抗を炙る為の質問)をしても村人側から騙った回答をされほとんどヒントになりません。
全プレイヤーに気づかれたけど、村人側のワードが全然分からない。このような状況になった場合は、仕方なく自分のワードから対抗を予想して逆転を狙いましょう。
ところが、上手い人はこの状況からでも勝つ場合があります。
ポイントは村人側のワードを分かってるフリをすることです。
村人側からすると、せっかく狼を吊っても逆転されたら元も子もないので、逆転されそうな狼は吊りたくありません。
そうなったら、柱をつくることも視野に入ってきます。
(柱=逆転勝ちを狙い、同意の上でわざと味方を吊ること)
どのように分かったフリをするかと言うと、少しだけ村人側のワードの情報を漏らすことです。
村人側からすれば「この狼、こっちのワードに気づいてるな…」となるでしょう。
ただ、村人側のワードは分からない訳なので、言うならばハッタリです。
数少ないヒントから、村人側のワードの分かったフリをする。
これは簡単ではなく、幾度の勘や慣れから成功します。
初心者にはまずオススメしない勝ち方ですが、戦いに十分慣れてきた中・上級者の方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
ところが、あからさまに「あ~村人側のワード分かったわ~早く吊ってくれ」なんて雰囲気醸し出してるようでは、上手な人にそれが狼の分かったフリであることもバレてしまいます。
あくまで、「村人側のワードに勘付いたけど、本当は吊られたくないです」のような何か隠してる感を意識しましょう。
最後まで勝ちを諦めず、貪欲に勝利を掴んでいきましょう!
ではでは。
参考文献:ワード人狼講座
http://blog.livedoor.jp/tirokisin_tenor/archives/4792805.html